介護職は人材不足と言われていますが、だからといって簡単に転職が出来ると軽い気持ちでいると、大失敗に終わってしまいます。介護職への転職で失敗しないためにも、面接の際に気を付けておきたいことを把握しておくことが大切です。
介護の仕事は時に人に命に関わることもあるため、冷静に物事を判断する能力が要求されます。そのため、介護の仕事に対する気持ちを熱く語り過ぎてしまうと、自己主張の強い人物として判断されてしまう可能性はゼロではありません。仕事に情熱を持つことは大事ですが、冷静かつ簡潔にアピールするようにしましょう。
また、仕事のモチベーションをあげるために給与や待遇に関する情報は聞いておく必要がありますが、そればかりを質問する人は、介護職への情熱が感じられないと判断されてしまうことがあるので、聞き方に注意しましょう。
そして、いじわるな質問をされた時、感情的にならず冷静に対応することもポイントです。その時、回答を曖昧にしないように気を付けましょう。自信がなさそうな回答をすると、事前の情報収集が不足していると判断され不採用につながってしまう可能性が高まります。面接を受ける時には、介護職に関してだけではなく、転職希望先の施設の情報も調べておくことが必須です。
特に介護業界はコミュニケーション力の必要性が高い業界です。穏やかでありながらも明るさのある人材が好まれます。面接での会話のやりとりの印象は採用を左右する大きな要因になります。コミュニケーションに自信がない人は、相手の目を見て、時に相槌を打ちながらよく話を聞くようにするだけでも、良い印象を与えることはできます。緊張しながらでも、懸命に返事をしている姿勢は評価されるため、できる限りを尽くすことが大切です。
介護業界は専門性が高い業界であり、この業界ならではの質問や採用ラインの傾向があるのも確かです。万全の状態で受け答えできるよう、面接のノウハウをきちんと下調べしておくようにしましょう。