介護職は、利用者さんやその家族と接する事が頻繁にあるため、人間性を重視して採用する介護事業所がほとんどだと言っても過言ではありません。そんな中、試験に通過するためには事前の面接対策が必要不可欠です。
一般的に面接では、30分程度の時間内で質問されます。応募者の性格・介護職への考え・前職の経歴・志望動機・自己PR(自分が努力している事や長所など)を聞いてくるケースが多いため、それらの質問に対する返事は練っておいた方がいいでしょう。
面接対策として、面接官役を誰かに頼んで実施する事もおすすめです。リアリティを出すために、なるべく社会人経験のある年上の知人や家族にお願いした方がいいでしょう。何度も練習しておけば、本番当日に自分の考えをしっかり相手に伝えられるはずです。
また、質問内容の中でも特に志望動機は大切な部分であるため、ありきたりな内容ではなく、オリジナルの回答を考えておく必要があります。社会人未経験の場合は、学生時代に何を頑張ってきたか・そこで何を得たかといった質問をされる事が多く、もしアルバイト・サークル・地域活動をしている場合は、それを積極的にアピールした方がプラスに繋がります。
また、介護職は人生の先輩と接する仕事であるため、相手に不快な思いを抱かせないコミュニケーション能力が求められます。入退室時の挨拶・言葉使い・表情・見た目の清潔感などはしっかり見られているため、本番前に鏡で自分の服装・表情等を入念にチェックしておくことが重要です。